私は昔から貧血体質で、小学校の全校集会とかでは貧血になって何度も保健室に行ってました。貧血は中学校でも治らず、全校集会や音楽の時間にぶっ倒れたりしてました。
ここ最近は貧血になっていなかったのですが、先日健康診断の採血で久しぶりに貧血で倒れました。自分でもまさかと思いましたよ。完全に油断してました。
まさか採血で貧血になるとは、気を抜いてたかな
— ふー@まったりブロガー (@fulogabc) 2016年2月24日
もともと貧血体質だけど、採血では貧血になったことはなかったんだよな。
小学校から全校集会とかあると必ず貧血になってたし(笑)
もうそろそろ、貧血体質なんとかしないとな— ふー@まったりブロガー (@fulogabc) 2016年2月24日
「もうそろそろ貧血体質をどうにかしたい!」ということで、保健室の先生に採血で貧血にならない方法を教えてもらいました!
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よく寝る
採血をする前日はよく寝ることです。当たり前ですね。寝不足は貧血になりやすいので注意が必要です。最低でも6時間は寝ることが良いとのことでした。
同時に疲れが残っていてもダメなようで、採血をする3日ぐらい前からは体調をしっかり管理したほうがいいようです。
5時間前は食べて良い!
健康診断を午前中に受けるときは、「朝ごはんは食べないで下さい」などと言われることがありますが、正確には「採血の5時間以内には食事をしないで下さい」ということだそう。つまり、11時から採血の場合は朝の6時頃までは食事をして良いということです。
私も当日の朝は早起きだったのに、食事を抜いていたのも原因のひとつだったみたいです。
「血管迷走神経反射」だった!
最後に精神的な原因です。私はただ単に体調が優れていなかっただけで貧血になっていたと思ったのですが、実は精神的な部分が大きかったみたいです。
採血で貧血になる人の半分以上が「血管迷走神経反射」という症状に陥るようで、これはいわゆる失神のことです。「迷走神経反射」と「血管迷走神経反射」の症状の違いはなく、採血など血に関連することが原因になって起こる「迷走神経反射」のことを「血管迷走神経反射」と呼びます。調べてみると以下のような説明がありました。
迷走神経反射(めいそうしんけいはんしゃ)とは、強い痛みや精神的ショック、極度のストレスなどが原因で自律神経のバランスが崩れ、血圧や心拍数の低下から脳に十分な血液を送れなくなることで起きる、さまざまな症状の総称である。ワゴトニーとも言われる 通常の迷走神経反射の場合、失神を起こした際にけいれんを伴うことがまれにあるが、多くの場合は数秒~数分程度で後遺症なく回復することが多い。
簡単に言うと、採血によるストレスや違和感などから、自律神経のバランスが崩れ、脳に十分に血液が行かず失神や貧血になるということ。これは採血に限らず、全校集会などで貧血になるのもこの「血管迷走神経反射」のひとつです。
全校集会のように長時間大人数で立っている場所にいることによるストレスにで、自律神経のバランスが崩れて起こります。よく「人に酔う」といいますがそれもこの「血管迷走神経反射」のひとつ。
症状
「迷走神経反射」の症状としてはこのような症状があります。
- 心拍数の低下
- 血圧の低下
- 顔面蒼白
- 吐き気
- 熱感、寒気
- めまい
- 冷や汗
- 視界が悪くなる
- 失神
原因
基本的には精神的な原因が主で、その要因は人それぞれです。
私の場合は
- 針が刺さるという違和感
- 血が苦手
- 痛み
- 恐怖
と、この4つが考えられます。採血時に身の危険を潜在意識のどこかで感じているのだと思います。
対処法
実は「血管迷走神経反射」を避ける確実な方法はありません。
採血の時には貧血になりやすいということを看護師や医師に伝え、ベッドで採血を受けるなど体位をリラックスした状態にすることなどをして予防することはできます。
ベッドで採血を受けるということに抵抗を感じるかもしれませんが、普通に失神になったほうが何十倍も恥ずかしいですよ。
はじめからベッドで採血を受けましょう。
「血管迷走神経反射」は採血以外でも起こることです。「人酔い」などがその代表例です。その予防としては閉鎖空間や人混みを避けることや、長時間同じ体勢でいることなどを極力しないようにすることで予防できます。
まとめ
ここまで保健室の先生に言われたことをまとめてみました。さすがに「血管迷走神経反射」の部分はかなり調べましたが、なにか間違ってたらすみません。その時はコメントでどんどん教えて下さい!
次回からは貧血にならないよう、良く寝て、5時間前までに食事をして、体調を万全にして採血はベッドで受けよう!