【感想】「君がオヤジになる前に」は高校生・学生に是非読んで欲しい

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先日堀江貴文さんが書いた、「君がオヤジになる前に」がセール対象になっていたので早速買いました。

内容はすごく濃くて、色々なことがを知ることが出来たいい本でした。

 

「オヤジ」とは

最初に「オヤジ」についてビシっと定義されています。

初めに断っておくが、僕が本書で定義する「オヤジ」とは、年齢的なものではない。あらゆること──家族との向き合い方や仕事への接し方、服装や体型に至るまで──を、より良き方向へ改善しようとすることを放棄してしまった者たちへの表現だ。  彼らは現状にただ不満を持ち、将来に不安を抱えながらも、そこを打開しようという意思すら奮い起こせない。ただ、誰に向けるともなく不平を口にしているだけだ。それを僕は「思考停止状態」と呼ぶ。

 これを読んでいる30代40代のみなさん、まだ「オヤジ」になってないですよ! 逆に私のような20代でも「思考が停止」していれば「オヤジ」ということに!?

 

これを読んでいる20代!

 

「オヤジ」になってるかもしれませんよ!

 

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安定を求めてはダメ?

 ひとつひとつの事象について徹底的に考え抜き、結論を出すプロセスを繰り返すと、思考停止に陥らなくなる。思考停止とは安定を求め、自分の皮膚感覚や感情、生き方そのものに、こだわりを捨てるところから始まる。

 

安定を求めようとする努力のプロセスの中で、人は不安定になっていく。そのことに多くの人は気づいていない。むしろ不安定であるという真理を悟った上で、その不安定さの中でうまく生きていくスタイルを取るべきなのだ。だからこそ、思考停止に陥ってはならない。

 

ここでいいやと満足したら、思考停止が始まってしまう。  常に新しいジャンルの仕事に触れて、新しい情報にさらされ、思考を続けたいのだ。

 というように、堀江さんはこの本のなかで何度も思考停止の危険性を提示しています。これに関しては私も同意ですが、前提として休むことが大切だと私は思います。本の中でも「絶対に8時間ほどの睡眠時間をとる」と言っていますし、考え続けることと睡眠はセットだと思います。

 

 

若いうちに独立することは良いこと

少し前ですが、大学生の 石田さんが大学を辞めて独立したことでブログ界ではちょと話題になりました。堀江さんに言わせれば、勉強会や公演に行くよりもビジネススキルが身につくんだとか。

独立を一度でも経験しておくと、ビジネススキルが飛躍的にアップする。わけのわからない講師を招いた勉強会なんかに、100回通っても得られない有用な知識を得られるのだ。  具体的には、お金の流れが把握できる。  仕事を受注して、いくらの経費や事務手数料がかかって、いくらの利益をはじき出すのか。独立すればそういった財務管理能力が身につく。  財務のことを詳しく知っている人材は、どこの会社でも引っ張りだこだ。もしも失敗したとき、再就職はすぐできる。

石田さんも万が一失敗しても若いですし大丈夫だと言うことですね。話題になった当時、私は反対していましたが、この本を読んだ後には「なるほど、そういうこともあるのか」と 思いました。

関連記事:話題の「レールと人生」について思うこと

 

 

 

任せられるものは任せる

自分がやらなくて良いことは他人に任せること

家の掃除はダスキンにすべて任せている。週に2回、3時間ほどで月に10万円ぐらい。ちっとも高いと思わない。その程度の出費で、付加価値の伴わない仕事をしないで済むなら安いものだ。  面倒なことはすべて人にやらせる。

家の中のことでも、任せられる仕事は任せるべきだと言っています。最近は家事代行やダスキンほづみの掃除サービスなどもお手頃になってきているので、これは忙しい人にはオススメかもしれません。

これ以外にも仕事も命令したことを確実にこなす人を雇うようにしているそうです。色々なアイデアを持ってくる人よりも、自分の仕事を完璧に代わりにこなしてくれる人の方が良いと言っています。確かに自分が優秀ならそれでも十分ですね。

 

 

 

まとめ

とにかく内容が濃くて、「オヤジ」にならないためにどうすれば良いのか、この本では至る所にヒントがちりばめられていました。そのごく一部を紹介しました。

この本はぜひ、若い人に読んでほしいです。高校生や大学生はもちろん、20代社会人も読んだほうがいいです。この本を読んでいるのといないのとでは生活への考え方がガラッと変わります。

 

 

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