安くスマホが使えることでご存知の格安SIMですが、安いからと言って安易に格安SIMにするのは危険です。しっかりデメリットを知った上で変えないと、後々大惨事になってしまうことになりかねません。
この記事では、絶対に知っておかなければならない「格安SIMのデメリット」を紹介します。
スマホ端末を買わないといけない
一番最初に注意すべきなのは「スマートフォン端末を買わなければならない」という点です。
最近ではSIMフリースマホがたくさん発売されていますが、auやドコモのキャリアのSIMしか使えないようにSIMロックがかかっている場合があります。
その場合は、そのキャリアに応じた格安SIMしか使えません。
そして、新しくスマホを買う場合はそれなりの値段がします。満足いく端末を買うなら3万前後がおすすめですが、電話だけなど使用用途が限られている場合は1万弱でいい場合もあります。
最近では中古スマホでも十分に使えるので中古スマホの種類No.1の「中古スマホ・白ロム専門サイト/ムスビー 」を見てから探すことをおすすめします。
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電話料金が高くなる
大体の格安SIMは通話料が高めに設定されているので、何も考えずに通話をたくさんするととんでもない請求額になってしまいます。
最近では、5分や10分間かけ放題の格安SIMもあるので、通話を沢山した人にはそうしたオプションが付いている格安SIMにすることをおすすめします。
この通話は「電話番号を使って電話をかける場合」なのでLINE電話やSkypeの電話は含まれません。LINE電話を良くする人は「LINEモバイル 」がおすすめです。
「LINEモバイル 」なら、LINEやTwitter、Facebook、Instagram。LINE Musicの通信速度の制限がかからないのでいつでも快適にLINE電話やTwitterをすることができます。
LINEモバイルの詳細はこちら↓から確認できます。
通信速度が遅くなる
格安SIMの通信速度はauやドコモなどの大手キャリアよりも遅くなっています。
格安SIMを提供しているMVNOはauやドコモの回線を借りて使っているので、その恩恵を最大限に受けることができません。障害も多いですし、大手キャリアの障害が年に1回程度だとすると、格安SIMの障害は年2回以上で大規模な障害になりやすいです。
また、駅の中や通勤ラッシュ時などの混雑時、建物の奥まったところなどでは速度が遅いと感じることが多くあるようです。
しかし通常時に使っていて「すごく遅い」と感じることはありません。普通に使える範囲内の速度です。ゲームアプリなど容量が大きいものをダウンロードしたりするにはおすすめしませんが、ニュースアプリでニュースを読んだり、ネットサーフィンする分には問題はありません。
キャリアメールが使えない
auやドコモ、SoftBankなどの大手キャリアを使っていた人はキャリアメールが使えなくなってしまいます。
キャリアメールとは、auなら「ezweb.ne.jp」でおわり、ドコモなら「docomo.ne.jp」、ソフトバンクなら「softbank.ne.jp」といったような形で終わるメールアドレスのことを言います。
このメールアドレスで登録していたWebサイトやアプリを、事前にGmailなどのメールアドレスに変更をしておく必要があります。
また一部のサービスでは「キャリアメールじゃないと登録が出来ない場合があります」。こうした時に登録が出来ないので格安SIMのデメリットです。今までキャリアメールじゃないと登録出来ないサービスを使ったことがない人は、格安SIMにしてもほとんど問題が無いと思います。
クレジットカードが無いと格安SIMに出来ない
格安SIMの支払いにはクレジットカードが必須です。大手キャリアでは銀行口座の引き落としなどが出来ましたが、格安SIMのほとんどはクレジットカードでの支払いです。
クレジットカードを持っていない学生や現金での支払ばかりをしていた人は「クレジットカードを作らなければなりません」。
おすすめは年会費無料の「楽天カード 」です。学生でも簡単につくれますし、何より楽天ポイントが付くので楽天での買い物にも使えます。
LINEのID検索が使えなくなる
格安SIMではLINEのID検索が使えなくなってしまいます。近くにいる相手とならQRコードで簡単に登録出来ますが、遠方の友達をLINEに追加する時などIDを教えて登録してもらうことができません。
唯一、「LINEモバイル 」ならID検索が可能になるので、LINEを仕事などでよく使う場合は「LINEモバイル 」がおすすめです。
故障時のサポートがほとんどない
スマホが壊れた時や急にデータがふっとんだ時など、何か困った時のサポートを受けることができません。大手キャリアは全国に店舗があるので、直接お店へ行けば対応をしてくれます。
端末が壊れた時は直接、メーカーへ問い合わせるしかありません。修理が出来る場合でも、新品を買う場合でも数日はスマホを使うことができません。大手キャリアなら代替機を準備してくれましたが、格安SIMの場合は端末はサポート外なので自分でなんとかする必要があります。
格安SIMは店舗でサポートを行っているところはほとんどなく、あったとしても東京や大阪などの大都市だけ。まだ地方へは普及していません。というか、地方へは店舗が出来ることは無いと思ったほうが良いでしょう。
まとめ
格安SIMは安くて便利ですが、そのデメリットを知らないと逆に不便で損をしかねません。しっかりとデメリットを知った上で格安SIMを検討しましょう!