日本では毎年何かしらの自然災害が起こっています。台風、大雨、大雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などなど、多くの自然災害が発生しやすい国です。
私たちはそれに対して備えをしなければなりませんが、意外と多くの人が非常時の準備をしていないのが現状です。
持っておくべき防災・避難グッズを、当たり前のものから全て挙げていきます。
現金
災害時はATMが使えないことが当たり前です。少しの現金を準備しておきましょう。出来れば万札ではなく、千円札や小銭などで準備しておくのがオススメ。小銭は公衆電話用として準備を。
ウェットティッシュ
水道が使えない時に、お箸やスプーンの洗浄用など、意外と使えます。体を拭いたりも出来るので、持っていて損はありません。
ロープ
避難所の外でテントを張ったりするときに便利。救助にも使えるので丈夫でしっかりしたものを準備しましょう。
通帳と印鑑
この2つはセットで準備しておきましょう。
乾電池
携帯ラジオや懐中電灯の予備電源として必須です。
携帯ラジオ
これも重要ですね。災害時はスマホはもちろん、停電すればテレビを見ることも出来ません。そんな時はラジオしかありませんよね。実際に、東日本大震災の時はラジオに助けられたという方が多かったようです。
ビニール袋
応急手当や、水の運搬、調理など様々な場面で使います。大・中・小、全てのサイズで各30枚はあると安心です。
革手袋
瓦礫などで怪我をしないためには必須。
歩きやすい運動靴
意外と準備していない人が多いです。普段から履きなれていることが大切ですが、スニーカーを一足置いておくだけでも大丈夫。
LEDランタン
停電後の明かりとして使います。避難所や自宅での照明として活躍します。ロウソクは小さい子供とか怖いですし、やっぱり電気が一番です。
水
家族全員分の水を最低でも1週間分は準備しましょう。生活用水は風呂水を活用し、飲水は1日2リットルが目安。
非常食
こちらも最低でも家族全員分を1週間分。カップ麺でも良いですし、乾パンでも構いません。ガスがあれば温かいものが作れるので、レトルト食品でも良いかもしれません。
私のおすすめはパスタや温麺などの乾麺です。乾麺は賞味期限が約3年もありこまめに賞味期限をチェックする必要がありません。普段でも使えますし、買って損はしない神非常食です。
「お米が食べたい!」という方にはアルファ米がオススメ。お湯がなくても作れるお米として非常時には活躍するはずです。
救急セット
被災地では薬品が不足します。今回の熊本地震でも不足していると言う報道がありました。各家庭でしっかりと準備しておくことが大切です。
カセットコンロ、ガスボンベ
温かい食事のための必需品として使えます。カップ麺は冷水でも作れますが、やはり温かい食事は身体も心も温まります。
簡易トイレ
被災地のトイレ問題は重大です。各家庭でしっかり準備しておくことをオススメします。
コンパスと笛
意外と役に立ちます。スマホが使えず今いる場所が分からない時に使えます。笛は自分の居場所を知らせるために必須。この2つは外出先で活躍するので、バッグのポケットに入れて持ち歩きましょう。
マスク
熊本ではこれが不足している避難所がありました。避難所の衛生環境は良いとは限りません。そういった時マスクは必須。乾燥を防ぐ事にもなりますし、粉塵から鼻と口を守れるので持っていて損はありません。
寝袋
アウトドアをしない人は持っていないかもしれませんが、一家に2つぐらいはあったほうが良いと思います。避難所に行ったら毛布や布団があるとは限りませんし、足りないことがあることがあります。そんな時に寝袋があれば毛布を借りることも無くていいですし、その分、ほかの人が毛布を使うことが出来ます。
私は寝袋を日常では友達の家に泊まりに行く時に使います。あとは星を見る時とかですかね。意外と使います。
価格も3,000円ぐらいで、いいものがありますよ。
ソーラー充電器
大規模な災害の場合は電気の復旧に数日間かかります。被害状況によっては1週間以上も復旧に時間がかかってしまいます。そんな時にソーラー充電器があればスマホなどのバッテリー問題は簡単に解決します。災害時だけでなく、アウトドアでも使えるので良いですね。値段も安くオススメ。
万能ナイフ
災害の時って意外と切る動作が多くなります。紐でぎっちり縛られた救援物資を開封したり、缶詰を開けたり、いろいろな場面で使います。いちいち、専用の道具を取り出すのは効率が悪いですよね。
一本に様々な機能が備わっている万能ナイフは、災害時には十分に役に立つと思います。
生理用品
災害のたびにニュースでよく「生理用品が足りません!」と報道されますよね。生理用品は女性にとっては欠かせないアイテムです。
自分に合ったものを少しだけでも買い置きしておくだけでも安心です。
濡れタオル
災害時はお風呂に入れません。東日本大震災の時。私は4日間風呂に入れませんでした。その時は水でタオルを濡らして体を拭いたりしていましたが、水がもったいないですよね。
赤ちゃんの体を拭いたり、おしぼりとしても使ったり出来てとても便利だと思います。
災害時だけでなく旅行先でも使える便利グッズです。
貯水タンク
これも必要ですね。自衛隊などの、飲水の支援には容器がなければもらえません。そのために、大きめの容器を持っていると安心です。コンパクトにたためるタイプが人気で、値段も1,000円未満とお得。最低でも10L分は必要です。
まとめ
災害は、「いつ」「どこで」「どれほどの規模で」発生するか分かりません。他人事だと思わず、今すぐに防災・避難グッズを準備しましょう。
避難所に避難する際などの持ち出し用はこれで十分です。