就活の日程を決めているのは日本経済団体連合会という団体です。日本の東証第一部上場企業を中心に構成される団体で、新卒採用のスケジュールもこの団体が決めています。
しかし、実際はこの通りではなくもっと早い段階で内定が出ているんです!
理由1「ほとんどの企業が日本経団連に所属していないから」
日本経済団体連合会は日本の東証一部上場企業によって構成されており、大企業ばかりが所属しています。しかし日本にある企業の多くは中小企業です。
その中小企業の多くはは日本経団連に入っていません。なので、日本経団連の決めたことに従わなくて良いんです。
なので中小企業ほど新卒採用スケジュールを早くしています。私が知る限りでは3月に情報解禁でしたが、すでにその時点で内定を持っている人がいました。
理由2「インターンした学生だけで特別選考がある」
3年生の夏や冬にインターンをした学生は、その学生だけで選考を受けることができます。多くの企業が情報解禁時点でインターンを募集し、インターンの中で選考が行われてるのが現状です。2018年卒の就職活動からインターンが活発になり、今後は当たり前になっているんです。
一応対外的には「6月1日は守っています。インターンは通常選考ではないので若干早めにやっています」という逃げ口上を使っています。いずれにしてもインターン選考と一般選考の2種類の採用方法は、当社に限らず確立したといえるのではないでしょうか。同業他社も去年はやっていなかったけど、今年からインターンをやっているね、というところも増えていますし、来年の19年卒はすでに今年6月以降のインターン合同説明会に昨年以上の企業と学生が参加していますし、インターン採用がもっと増えると思います。
自分の適正や、本当にやりたい仕事を見つけるためにもインターンはおすすめします。企業のインターンもいいですが、「海外ビジネス武者修行プログラム 」もおすすめです。
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理由3「そもそも内定を出すのが超早い」
企業の中には、「そもそも内定を出す時期がかなり早い」企業があります。
このグラフを見てください
(引用:学生向けアンケート | 新卒採用の支援情報なら新卒採用サポネットより)
これを見ると、3月時点でもう内々定が出ていますよね。そして4月になると一気にその数は増えていきます。2018年卒では情報解禁が3月なのにたいし、4月には5人に1人が内々定をもらっている状況です。このグラフにはありませんが、2018年卒の学生は5月には50%以上の学生が内々定をもらっています。(コチラより参照)
インターンが活発になってきたこともありますが、内々定を出す時期がどんどん早くなってきていますね。
まとめ
日本経団連の採用スケジュールがニュースや新聞で取り上げられていますが、実際はそうなっていないのが『本当の就活』です。
この記事を読んだ人はすぐにでも行動を始めましょう!