私はモスバーガーでアルバイトをしていた時期があります。これからモスバーガーでアルバイトをしようと考えている人に、「モスバーガーのアルバイトでは何をするのか」紹介していこうと思います。
レジで接客
ほとんどの店舗で最初はレジを打つことから始まります。レジを打つことはそれほど難しくなく、慣れれば簡単です。レジを打ちながら、メニューを覚え、材料や調理時間、などを覚えます。
モスバーガーではお会計の終わりにドリンクと番号札を渡します。そのドリンクを作るのはレジの人の仕事であることが多いです。飲み物は氷の量を覚えるぐらいで簡単です。
調理
ハンバーガーを売るので当たり前ですが調理をします。メニューが豊富で覚えるのが大変なのでレジでメニューを覚えてから教えられることが多いです。
揚げ物
ポテトやカツバーガーのカツ、モスチキンなどを揚げる作業です。基本的にポテトの量が決まっているのでその量を毎回測って揚げます。マクドナルドのように、作りおきはしません。この作業は一人でこなすことが多く大変で、混雑時はポテトの量を測らず、一袋ぐらいまとめて揚げることもあります。クリスマスにはモスチキンが大量に売れますし、時間の計算が大変でした。
ハンバーグ
ハンバーグの調理です。これはバイトを始めてから半年〜1年しないと教えてもらえません。食材の量の知識やキレイにつくる技術も必要なので結構大変です。
作業工程としては、注文が入ったら最初にパティ(お肉)を焼きます。パティの焼き時間を計算し、パティが焼きあがる時間に合わせてバンズ(パン)を焼きます。それぞれ焼き時間があるので、間違えないようにすることが大事。焦げたらお客さんに出せません。
食材の重さはそれぞれのハンバーグで決まっているので、それに沿って食材をのせていきます。お客さんによってはマスタード抜きの場合もあり、そうしたことも間違えないようにしなければなりません。
デザート
デザートも作ります。丸いケーキのようなもは、冷凍を解凍して置くだけですが、期間限定のおしるこやフレークシェイクなどは作らなければなりません。
ハンバーガーよりも簡単で、材料を乗せるだけだったり、温めるだけな商品が多いです。ただ、デザートはほとんど注文が入らないので材料を忘れがちで、覚えるのが大変でした。
仕込み
モスバーガーで使われる野菜は全てお店で調理しています。朝に新鮮な野菜が届き、それを洗って調理しています。その作業を私が担当することはありませんでしたが、朝にシフトが入れる女性のアルバイトなら覚えることがあるかもしれません。私の働いていた店舗ではパートの方と社員、あとは女性のアルバイトが仕込みをしていました。
掃除
モスバーガーでは年に何回か衛生検査があります。それをクリアするためにその前は従業員総出で掃除をします。レジや床、ダクトや冷蔵庫など全ての場所がチェックされます。
もちろん、その時だけじゃなく普段も掃除をします。
フライヤーの掃除
フライヤーの油を定期的に交換・洗浄します。油を捨て、フライヤーを洗うという作業は意外と簡単。熱い油に気をつける程度で、普通に洗浄すれば終了です。
グリドルの掃除
パティやバンズを焼くところがグリドルです。グリドルは毎日掃除をします。お肉がこびりついたりしていることがあるのでしっかり洗います。分厚い鉄板ですごく熱いので専用の道具を使います。
コーヒーマシン
コーヒーマシンは閉店後か閉店直前に洗います。カスを捨てて、部品を外して、洗って、消毒して、戻します。あとは、コーヒーマシンの洗浄モードで中を洗えば終了。
シェイクマシン
シェイクマシンも洗います。部品を外して洗って、消毒するだけ。シェイクマシンの中は原液が無いと出来ないので、月に1度ぐらいしか洗いません。
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発注
お店に足りないものを発注すること。私もやったことがありますが、すごく簡単です。土日やイベント前は多めにすることぐらいです。多く発注してしまって、廃棄を出すことはほとんど無いです。
POPづくり
モスバーガーはお店によって色々な個性があります。中でもPOPはお店によって違っていることが多く、全て手作りです。お正月やクリスマスなど季節のイベントや限定メニューの際にPOPを作ります。私はあまり作りませんでしたが、お店の前の装飾などをしました。
お祭りみたいで結構この作業は楽しかったのを覚えています。
精算・現金チェック
閉店まで働く人は精算もします。その日の売上をレジから抜き、店舗に入力したりする作業です。最初は大変ですが、覚えてしまえば簡単。
現金チェックは開店時、お昼過ぎ・閉店前にレジの中の現金が少ないか多いかチェックすることです。数えるだけなので10分ぐらいで終わります。
棚卸し
毎月末に店舗にある全てのモノを数えます。ストローからパティの枚数、油の量など全てです。在庫が多いと数えるのが大変なので発注をギリギリにしているので数えるのは簡単です。
電話対応
モスバーガーには意外とお客さんから電話がかかってきます。ほとんどが事前に来店時間を伝えて注文をする場合です。あとは、配達の注文やクリスマス時期だとモスチキンの予約などもあります。初めて電話を取るときは緊張しますが、先輩に教わるので大丈夫です。
「お電話ありがとうございます。モスバーガー◯◯店 ◯◯(苗字)が承ります」というフレーズを覚えておけばなんとかなります。
モスチキンチケットの販売
クリスマスの時期になるとそれぞれの従業員にモスチキンチケットの販売ノルマが出されます。モスチキンチケットとは、それを事前に購入しておくことで予約が無くても店舗にそのチケットを持っていくだけでモスチキンパックと交換出来るというものです。ノルマはアルバイトも同様で、私はモスチキンチケット10枚でした。難しいように思えますが、すぐに売れます。クリスマスパーティーにはチキンは必須ですし、学生なら友達にお願いすれば簡単に売れます。ご近所さんにもお願いしてみると意外と買ってくれます。
この販売したモスチキンチケットの枚数で地域ごとのランキングが発表されます。私の店舗は最高で東北2位でした。その時の12月の売上は1位で、すごい本数が売れました。
モスバーガーのアルバイトでノルマがあるのはこれぐらいですね。コンビニだと、おせちとかクリスマスケーキとか、年賀状とか今の時期はノルマが沢山あるみたいです。
ノルマがあるのが嫌だと言う人もいると思いますが、これは絶対に経験しておくことをおすすめします。将来働く上で専門職でない限り、こうしたことは絶対にあります。練習にもなりますし、すごくいい経験になります。
さて、ここまで具体的な仕事内容について説明してきたのでここからは「モスバーガー」で働く時に気になることを紹介します。
モスバーガーのやりがい
一番のやりがいは「お客さんに喜んでもらえること」。どの仕事でもそうだと思いますが、自分がお客さんの為を思って仕事をして笑顔で帰って貰えると最高に嬉しいです。
また、お店一つ一つがチームという意識がありそれぞれに役割が振り当てられることもあります。ちなみに私は掃除隊長でした(笑)他にもPOPリーダーやデザートシェフなど面白い名前で役割が割り当てられています。この仕組は私の店舗だけかもしれませんが、自分がお店の一部の歯車になってしっかり働いているということはすごく感じます。
誰でも働ける?
モスバーガーでは高校生以上であれば誰でも働けます。以前から定年後の方を再雇用する制度も始まり、色々な年代の方が働いています。外国人留学生でも日本語が少しできればOK。
時給はどうなの?
私がモスバーガーを辞めてからですが、モスバーガー内で時給を上げる動きがあるようです。詳細は分かりませんが、基準として時給1,000円を目標にしているのだそうです。辞めなければよかったな〜(笑)
クレームが少ない!
モスバーガーは高くて時間がかかるというイメージがありますよね。多くのお客さんはそれを理解した上ご来店されるので時間に余裕があり、従業員のミスも減りお客さんも満足してもらえます。
あと本当か分かりませんが、モスバーガーには裕福層のお客さんが多い気がします。そういう人はちょっとしたことでは起こりませんし、逆に親切にしてくれます。私がアルバイトを始めた頃は常連さんによく助けられました。
まとめ
モスバーガーだけでなく他のハンバーガーショップでも同じような仕事内容だと思います。飲食店は大変というイメージがありますが、それだけ得られるものもやりがいも大きい仕事だと思います。
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