2016年上半期ベストセラーの「本音で生きる」を読みました。一気に読みました。
この本から私が生活に取り入れようと思ったことを紹介します。
何かをするには何かを捨てる
「何かをはじめるなら、何かを捨てなければいけない」ということは、当たり前のことだと知っておくことだ。
まず、バランスを維持したまま、新しいことなどできるわけがない。現状を変えることなく、物事のいいとこどりをしようというのは不可能というものだ。 心躍る体験を味わおうとすれば、そのために費やす時間も必要になるし、失敗のリスクもある。物事はすべてトレードオフであり、例外はない。
すごく当たり前のことを言われていますが、色々とやりたいことが多くなっていた私にはすごく刺さる言葉でした。
「時間がないから、できない」と言うのは色々な人が言う言葉です。しかし、時間はみんな平等です。成功する人にもそうでない人にも均等にあります。それでいて「時間がないから」と言うのは、今やっていることをやめられないということだ、と言っています。
確かに、そうだとは思います。しかし、決断ミスをして大きな損害を受けることにならないようにリスクを分散させておくべきだと私は思います。
そうすれば、もっと色々なことを捨て、新しいことが出来るし、失敗しても損害は小さくて済みます。
数をこなすこと
もっとも、僕はそもそも「やり方」なんてものはなくて、すべてが「トライアンドエラー」なのだと思っている。 ビジネスで成功するためには、思いつく限りのことを次々とやってみるしかない。 僕もビジネスとして小さなアイデアを次々に試し、うまくいくものだけを残すようにしていた。「トライアンドエラー」の繰り返しの上、いくつかの事業が当たった。 結局、やり方とかセンスではなく「トライアンドエラーをどれだけ続けるか」ということだと思うのだ。
ブログを始める時「とりあえず100記事かきなさい」みたいなことをよく聞きます。それはこの考えから来ているのだと私は思います。100記事もしっかりした記事を書けばそれなりのブログやサイトが出来上がります。(雑記ブログでも)
それで上手く行くかどうかは、この「トライアンドエラー」をどれだけやっているかが鍵になるのだと思います。
なんでもノリでやってみる
以前私も「とりあえずやってみることは大事」だと記事にしたことがありますが、堀江さんはそれを「ノリでやる」ことが大事だと言っています。
あれこれとまことしやかに考えて、結局動けずにいる。 きちんと考えられるならまだしも、その多くの考えは、自分の「プライド」を守るための言い訳だったりする。 そんなことを考えるくらいなら、ノリで動いたほうがよっぽどいい。
やる前から失敗しそうだとかそういうことを考えていたらいつまでたっても行動出来ないといいます。そういうことを考えないで、その場の勢い、ノリでやってしまえと言うこと。
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片っ端からやっていく
私は結構計画をして行動をしていく人で作業にも順序を作っていました。そうして、出来るだけ作業中のミスを減らしていたんです。しかし、それだと予想外の事態や急な変化には対応出来なかった。連絡が来ても、すぐに返信しなくて良いことは後回しにしていました。しかし、そうではないと堀江さんはいいます。
いちいち判断を先送りするのではなく、その場で処理できることはすぐに済ませる。そうして案件を片づけていけば、メールアプリの受信トレイはいつもすっきりしていて精神衛生的にも快適だ。 大事なのは「今済ませられることは、今済ませてしまう」ことなのだ。
すぐ、判断出来るものはその場で判断してしまう。
まとめ
以前も堀江さんの「君がオヤジになる前に」という本を読みましたが、これはどちらか1冊だけを読めばいいと思います。