3.11
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市。「軌跡の一本松」でテレビに何度か放送されていたので、ご存知の方も多いと思います。
最近、テレビに被災地がほとんど映されていないので、どうなっているか見てきました!
陸前高田市に入ると、いきなりこんな高く積まれた土が、、、
これは何かというと津波で流された「気仙大橋」を高い位置に作り直しているところです。隣に仮設で作られた低い橋がありますが、交通量も多いのでしっかり作り直すみたいです。
こちらが元道の駅
震災の時のままの状態で保存されています。震災前は中で、七夕祭の山車が展示されていたり、多くのお土産品が販売されていた場所です。
道の駅を振り返ると何もないまっさらな土地が広がっています。
6年が経った今もトラックが多く行き交い、復興工事が続けられています。
元道の駅には「陸前高田復興まちづくり情報館」がありました
中には流された高田松原の松の木や震災から復興までの流れや、これからの計画などが展示されています。
これが、現在の陸前高田市の様子です。
商業施設や住宅は少しは建っていますが、それでもまだまだです。ベルトコンベアで土砂を運び、数十メートルの盛り土工事が行われています。
元道の駅にあった石碑です
陸前高田市といえば「奇跡の一本松」が有名なので、6年経ってようやく見てきました
一本松に行くには、近くに一本松茶屋があるので、そこに車を止めて歩いていくしかないです。
ちょっとした商業施設もあり、お土産を買うこともできます。あとで紹介しますが、「しょうゆソフトクリーム」が有名で美味しいです。
一本松までは道順がありますし、今でも少しは行く人がいるので迷うことはないでしょう。ただ、周りが工事をしていて、最短距離で行けないので飲み物や帽子があると良いですね。
遠いです
近づいてきました
松の下には、やなせたかしさんが描いた絵があります。
一本松茶屋に戻ってきました。
一本松茶屋にある「八木澤商店のしょうゆソフトクリーム」が絶品と有名です。
この小さく可愛らしいお店が八木澤商店です。ソフトクリームやせんべい、アイスや醤油、甘麹酒などが販売されています。
こちらがしょうゆソフトクリーム
見た目は普通のソフトクリームですが、食べるとしょうゆの味がしっかりします!
しかし、濃い味ではなくさっぱりしていて食べやすい!
周りの状況はこんな感じです
どれも陸前高田市内の写真です。まだ盛り土の工事が終わっておらず、震災当時の状態のままで保存されている建物もありました。
沿岸の様子を伺うことはできず、近づくことすらできません。
高さ20〜30メートルはありそうな巨大な堤防(上写真の白いやつ)の建設が行われており、砂浜もなくなっているようです。
町の中はずっと下の動画のような道になっています。
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まとめ
宮城県は復興がものすごく早く、すでにマンションが建っている地域もありますが、岩手県は遅れているのが現状。
まだまだ、復興したとは言って良いのかわかりません、、、
行く時の注意点をまとめます
行く機会がある人のために行く時の注意点をまとめます。
- コンビニがたくさんあるので、食べ物、飲み物には困りません
- 工事の砂埃がすごいので、気になる人はマスクがあるといい
- 上で書いたとおり、堤防が建設中なので海には入れません(近づくことすら不可能)
- ドコモの電波は入るが、場所によってauは電波が入らない。コンビニのWi-Fiを使えばなんとかなるので大丈夫
もし行く機会がある時は上のことに気をつけましょう!
義援金・災害復興寄付金について
陸前高田市では義援金・災害復興寄付金を受け付けています。詳細は下の「陸前高田市公式サイト」よりご確認ください。
リンク:陸前高田市公式サイト