WindowsのコマンドでPCをシャットダウンしたり、再起動したり、ログオフするコマンドです。
リモートデスクトップで利用している場合に最後に必ずログオフさせたい場合や、シャットダウンや再起動をbatフィルから実行することで操作手順を極限まで簡単にしたりすることができます。
目次 閉じる
ログオフ
bat
shutdown /l
再起動
bat
shutdown /r
シャットダウン
bat
shutdown /s
その他の設定できる内容
オプション | 内容 |
---|---|
/l | ログオフします。/m または /d オプションとは併用できません。 |
/s | コンピューターをシャットダウンします。 |
/sg | コンピューターをシャットダウンします。次回の起動時、自動再起動サインオンが有効になっている場合は、前回の対話ユーザーで自動的にサインインします。 サインイン後、登録されているアプリケーションを再起動します。 |
/r | コンピューターを完全にシャットダウンして再起動します。 |
/g | コンピューターを完全にシャットダウンして再起動します。システムの再起動後、自動再起動サインオンが有効になっている場合は、前回の対話ユーザーで自動的にサインインします。 サインイン後、登録されているアプリケーションを再起動します。 |
/a | システムのシャットダウンを中止します。 これは、タイムアウト期間にのみ使用できます。 /fw と共に使用して、保留されているファームウェアでの起動をすべてクリアします。 |
/p | タイムアウトまたは警告なしでローカル コンピューターの電源を切ります。 /d および /f オプションと併用できます。 |
/h | ローカル コンピューターを休止状態にします。 |
/hybrid | コンピューターのシャットダウンを実行し、高速スタートアップの準備をします。 /s オプションと併用が必要です。。 |
/fw | シャットダウン オプションと共に使用し、次回は以下で起動します。 ファームウェアのユーザー インターフェイス。 |
/e | コンピューターの予期しないシャットダウンの理由を記録します。 |
/o | 詳細ブート オプション メニューに移動し、コンピューターを再起動します。 /r オプションと併用してください。 |
/m \コンピューター | 対象となるコンピューターを指定します。 |
/t xxx | シャットダウンまでのタイムアウト期間を xxx 秒に設定します。 有効範囲は 0 から 315360000 (10 年) までで、既定値は 30 です。 タイムアウト期間が 0 より大きい場合、/f パラメーターが 暗黙的に指定されます。 |
/c “コメント” | 再起動またはシャットダウンの理由にコメントを付けます。 最大 512 文字まで入力できます。 |
/f | ユーザーに警告せずに実行中のアプリケーションを強制終了します。 /t パラメーターに 0 より大きい値が指定された場合、 /t パラメーターに指定されます。 |
/d [p|u:]xx:yy | 再起動またはシャットダウンの理由を指定します。 p は再起動またはシャットダウンが計画されていることを示します。 u は理由がユーザーにより定義されることを示します。 p と u のどちらも指定されていない場合は、再起動または 計画されていません。 xx は主因の番号です (256 未満の正の整数)。 yy は副因の番号です (65536 未満の正の整数)。 |
すぐに・指定秒数後に実行したい
コマンドを指定した秒数後に実行するには、「/t」を利用します。
指定方法は簡単で後ろに秒数を数字で指定するだけです。
すぐにシャットダウンする場合などは下のように、後ろに「/t 0」と付けることで、「0秒後」にシャットダウンする、ということになります。
bat
shutdown /s /t 0
1分後にしたい場合は下のようになります。
bat
shutdown /s /t 60
秒数を指定しない場合は1分後に動作します。
参照
WindowsのコマンドはMicrosoftの記事にも記載があります。